■□合気道□■　実心館合氣道会　地域道場

「実心館合氣道会 地域道場」は横浜馬車道道場を
先駆けとして、昨年5月よりスタートしました。

早いもので、あっという間に1年が経ちました。
御陰様でたくさんの方にご参加いただき、
『日常に活かす合気道』をテーマに
「楽しい学びの場」として活気に溢れています。

 

AI？ BI？  変わりゆく？時代

ところで昨今、私たちの「日常」が
これから大きく変わっていくだろうという事を
様々なところで目や耳にします。

主には、本格的なAI技術の発達と共に
就労環境や生活様式など
向こう10年と待たずに大変な変化を
遂げるだろうと言われています。

中でも「仕事」の多くはAIに切り替わり
機械化・自動化され、人間が携わるものが
大幅に減少するだろうと言われています。
私たち『人間だからできること』とは
果たして何でしょう？

また、「ベーシックインカム（BI）』も
最近話題になっています。
最低限度の生活を保障するための給付金を、
国民一人一人に国から給付するという制度です。
年金や生活保護、医療扶助などの給付制度を
一本化し、国民全員に同じ金額を給付する
というものです。
既にいくつかの国では試験導入されたり、
本格的な議論をされたりしています。

もしこの「AI技術」と「ベーシックインカム」が
現実のものとなれば、それだけでも私たちの日常は
がらりと変わることでしょう。

昔のギリシアの都市国家では、労働のほとんどは
「奴隷」と呼ばれる人たちがしていました。
「奴隷」ではない「市民」は特に働かなくても
生活できるような社会構造だったそうです。

「奴隷」に代わって「AI」や機械が仕事をして、
国からは給付金が支給され、
私たちには大してやるべきこともなくなる・・・
そんな時代が来ないとも言えないのです。

 

「やりたいこと」や「出来ること」から『自分ブランド』を

もしそうなら「自分がやりたいこと」や、
「自分なら出来ること」に、
これまで以上にしっかりと目を向けて
取り組んでいく必要があるかもしれません。

でもそれは、今も昔も変わらず
大切なことだった様な気がします。
マネタイズされているかどうかに関わらず、
「自分になら出来ること」を
社会に役立つように提供してきた人の多くが
これまでも成功を掴んでいるのではないでしょうか。

 

これからの合気道

実心館合氣道は
心と身体の働きを知り、
技を通して身に付けて、
それを普段の「日常」の中で
活かしていこうとする武道です。

自分の心と身体を深く知ることで
より良く日常に活かし、
広く大きな意味での「自分ブランド」を
世の中に提供していく・・・
この『実心館合氣道会 地域道場』が
そのきっかけやヒントになるなら
これ以上の喜びはありません。

これからもより良い道場創りに
努めていきたいと思います。